新苗の植え方
普通、バラの花壇は群植します。ハイブリッド・ティ系(H・T=四季咲き、大輪、八重咲き)は70=90cmの間隔をあけて、1株ずつ植え付けします。ツルバラは1.5〜2mの株間を空けておかないと、ツル性のため株がすぐにつまってしまいます。
バラの植えつけには、直径、深さとも40〜50cmの穴を掘り、掘り上げた土に等量のつみ肥(ピートモスなど)と少量の石灰を混ぜ、植え穴に8割ほど戻します。この表面に骨粉、過リン酸石灰、油かす(有機園芸肥料などでもよい)をそれぞれ移植ゴテに1杯ずつ散布して深くかき混ぜます。その後肥料を含まない土を軽く入れ、1〜2握りの木灰を散布して土をよく混ぜます。このように植え穴の準備を済ませてから、この植えに根を四方に広げて、肥料が含んでいない土で植えつけます。
根が隠れる程度に土を入れたら、バケツに水を用意して、たっぷりと全体が湿る程度に水をあげます。しばらくすると水は底の方に引きます。水が引き終わるのを待ちます。新苗の場合は苗木がまだ弱々しいので、50cmくらいの支柱を株の近くに突き刺し、苗木と支柱を軽くくくりつけて倒れないようにします。また、何かのはずみで台木とつぎ穂とがついだところから離れることもよくあるので、支柱は必ず立てておく必要があります。
植えつけの深さは苗木のつぎ木された位置が土の中に隠れる程度とし、植え穴に軽く土が盛り上がって植えつけが終わる状態がよいです。
こうして植えつけが終われば、株の周りに切りワラを敷き、土が乾燥しないように保護します。こうした敷きワラは雨が降った時やみずやりの時に土砂がはね返ったりしないのにも役に立ちます。また、土が堅く固まったり、雑草が生えるのも防いでくれます。